オーナーシェフの想い-全てはお客様のために-

新たな発見を楽しめるような料理を目指して

料理をつくるということは、つくり手が食べる側に贈る愛情表現のひとつの様だと思います。

使う食材や調理器具にも感謝の気持を忘れずに自分の心のままに自由につくればいい。そんな気がします。

最近は、生産者の方々の努力によって、有機野菜や新鮮な魚などが、比較的手に入りやすくなりました。
"素材を生かし、手をあまり加えずシンプルに調理する"
という言葉をよく耳にするこの頃ですが、僕の目指す料理はそれとは全くの逆と言ってもよいかもしれません。

素材の持ち味は大切に生かしつつ、出来る限り手を加え、色々な物を組み合わせ、食感や味(甘み・酸味など)の違いなどによって新たな発見を楽しめるような…
そして、もちろん「美味しい」と思える…そんな料理を目指しています。

料理の可能性は、想像を超えたもの

料理はアイデアが大切であり、ちょっとしたきっかけで驚くようなものが出来るときもあります。
あるシェフの言葉ですが、
"料理とは、自分の母親が三ツ星シェフよりも美味しいものをつくってしまう。
可能性がある物"
とあります。
本当にその通りだと思います。
料理の可能性は、想像を超えたものであり、少しずつですが前に進みながら追求してみたいと思っています。

僕の店では、高級店のようなかしこまったサービスではなくアットホームで心あたたまるサービス。
リラックスして食事を楽しんでいただける様に心がけています。

一皿一皿をより丁寧に

厨房では、僕一人で料理全体の作業を行っています。
提供する時間が重なると思うように作業が進まないときがあるのも事実です。
様々な工夫をこらしながら、何とか料理に色々と手を加えたいと思いながらも、もう一歩踏み込めないのも事実です。

僕は、料理向上の理由から2010年より、コース料理を一本に絞り込むことにしました。
そうすることにより、一皿一皿をより丁寧に仕上げることができ、最終的にはお客様により満足度の高い料理をお出しできる。
そのように考えたからです。

今まで、料理人という仕事を続けてこれたことに感謝します。
そして、今はオーナーシェフという立場ですが、この仕事を通じて色々な方と出会う機会を持てる様になった事を本当にうれしく思います。

"80才現役続行"を目標に!!